導入前
の課題

  • 多種の部材商品を中国で生産および販売をしている。特許権もそれなりに保有している。
  • 年々中国企業も技術力を付けてきており、出願動向が気になっている。
  • 自社商品ごとに中国知財権利状況を整理し、事業・技術開発対策もしたい。

導入後
の効果

  • 自社の部材商品に関連する中国特許を網羅性高く抽出する。
  • 中国現地企業毎に、自社部材商品に関連する知財保有状況をクロス集計する。
  • 自社商品群ごとの特許の定期ウォッチ(SDI)を設定、技術開発や事業戦略に生かす仕組みをつくる。

お客様が抱える課題

お客様企業では、多種多様の部材商品を中国で生産および販売されています。特に高機能の部材に関する特許権も多く保有しており技術力に定評があります。しかし、企画検討していた機能を持つ付加価値部材商品が他社から販売されているのが市場調査で発見されることもあり、もう少し早いタイミングに把握できないかと課題となっておりました。
中国には部材商品を扱うローカルな中小企業が多数あり、市場調査でそれら全ての活動を常に把握することはとても難しい状況でした。

ご提案の内容

今回、中国の特許情報を活用して、ローカルの競合企業を洗い出すとともに、それら企業が、既に商品化あるいは将来商品化を予定しているかもしれない技術開発活動を把握すること、あわせて、特許の定期ウォッチ(SDI)を設定して、継続的に特許情報を確認する仕組みをつくることをご提案いたしました。

ご提案の特徴

商品の部材要素や構造機構について中国特許で使われる様々な中文キーワード表現を用いて特許集合を作成し、抜け漏れ少なく競合企業を抽出できます。また、特許技術分類や、すでに把握している中国企業名なども用いて、さらに網羅性を高くします。
商品機能と中国現地企業とをクロス集計することで、競合企業の出願状況から、技術開発状況を把握できます。特許集合について最新情報を監視するウォッチ設定により、新たな中文キーワードや現地企業名を発見するたびにウォッチ条件に追加することで、今後も継続的に競合企業の技術開発や特許の権利化状況を把握できます。

導入効果の一例

特許調査で判明した結果と市場調査の結果とを照合させることで、中小のローカル企業を含めた中国競合企業を精度高く抽出できるようになりました。また、各企業の商品の開発状況や発売の可能性を推測、早いタイミングで把握できるようになりました。
結果、お客様の商品群ごとに、競合企業の技術開発状況や将来の商品化などを推測、技術開発や知財対策、事業戦略の検討ができるようになりました。

お客様の感想

自社の商品毎に、中国競合企業の活動状況を整理、把握することができました。これまでは市場調査が中心で、商品の発売後に把握していましたが、発売前に、発売の可能性を推測できるようになったことはありがたいです。
今回の網羅性の高い調査で、未知の競合企業を新たに把握できたことも大きいです。また、製品の機能毎に、競合する企業や製品、開発の時期を把握できました。
今回整備した特許の定期ウォッチ化の仕組みを活用して、今後、技術・知財・経営の各部門と連携し、技術開発や知財対策、事業戦略検討など将来に向けての活動を進めていきたいです。